天草のとあるところに、タコクラゲがたくさん見られる場所があります。
パラオのジェリーフィッシュレイクとは違い、こちらは海ですが、穏やかな内湾の環境で9月~10月下旬ぐらいまで楽しめます。
クラゲダイブ 2ダイブor1ダイブ+ビーチダイブ:15,000円
クラゲダイブ 追加オプションダイブ:6,600円
1:タコクラゲとは!?
クラゲの仲間で、タコのように足が8本あるクラゲです。
体長は大きな個体では傘部分で20cmほど、全長で30cmほどあります。
泳ぐのはあまり早くなく、水面付近に浮かんで漂っています。
内湾の穏やかな環境を好み、天草のこのポイントでは10,000匹?ほど生息しています。
2:何で茶色いの?
サンゴのように体内に褐虫藻と共生しているので茶色く見えます。
光合成を行って栄養分を得ています。
ちなみに、パラオのジェリーフィッシュレイクのタコクラゲは、日の出から日没までの間、太陽光を求めて湖を毎日2kmも移動するそうです。
3:毒はあるの?
タコクラゲは無毒という風に書いてあるネット資料も多いのですが、クラゲの専門家である佐賀大の藤井助教のお話によると「無毒との説明が多いのですが,毒をもち,他のクラゲと同様に刺胞をもっています」とのことです。
4:どこに毒があるの?
(藤井助教)
「口腕(いわゆる足と言われる部分)に刺胞があります」
5:刺されたらどうなるの?
(藤井助教)
「タコクラゲの場合はそれほど刺傷被害はありません。地方によりけりですが,刺胞にある刺糸(針)が短いためだと思われます。
ただし,首などの肌の弱い部分では痛いorかゆいという症状が出ることがあります。多くの人は刺されても平気だとは思いますが,中には相当痛がる人もいますので注意も必要です」
6:どんな毒を持つの?
高分子タンパク質性の毒を持っています。
このため、もし刺された時に痛みがある場合は、温めたり冷やしたり、というタンパク質を崩すような処置方法に効果が見込めます。
よかよかでのタコクラゲダイブは、念のためウェットスーツ、グローブ、フード、リップガードを着用してクラゲと遊ぶという形を取っています。
そのため、肌が外に露出する部分はフードとマスクの間の部分だけとなり、実質ほぼありませんので、顔の正面に来たクラゲだけグローブをつけた手で左右にどけてやれば、刺されることはありません。
クラゲダイブの予約方法は、御予約の際にクラゲダイブ希望で申し込まれるか、
普通のダイビングプランにオプションとして3ダイブ目に追加して下さい。
良く晴れた日に、浅い海で見るクラゲたちはとても美しく、心癒されるきれいな光景です。
興味を持たれた方はぜひクラゲダイブにチャレンジしてみて下さい。
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