天草は有明海、不知火海、東シナ海と、3つの海に囲まれており、このうち主な島々は天草五橋などで陸続きにつながっています。
この天草諸島は120の島々で構成されていて、約1,000k㎡もの面積があるんですよ。これはだいたい東京都の半分ぐらいの大きさだったり、伊豆半島の面積の70%ぐらいあります。結構天草って広いですよね。
ですので、天草は穏やかな内湾から荒波の外海まで、変化に富んだ広大な海を持っています。そのため、亜寒帯~亜熱帯までの実に多様な生物を見ることができます。
ちなみに、世界で造礁サンゴは約800種類と言われていますが、天草のサンゴの種類はその12.5%をも誇る約100種類が確認されています。
ここではそんな豊かな宝の海、天草ならではの生物の一部や水中の風景を御紹介します。