天草で見られるタツノオトシゴの仲間は、タツノオトシゴ、サンゴタツ、オオウミウマ、そしてこのヒメタツです。
学名:Hippocampus haema
和名:ヒメタツ
体長:10cmぐらい
以前から存在は確認して混同されていたものが、タツノオトシゴから分類され2017年に名前が新しく付いた新種の魚です。
標準和名のヒメタツは、よく似たタツノオトシゴよりも体サイズが小さいという特徴がお姫様を連想させることに由来するそうです。
タツノオトシゴとは頭部の突起が低いこと、ハナタツとは背鰭の基底付近に側方へ張り出す突起があることで区別されるそうです。
天草では主に上天草市の有明海側のダイビングスポットや、天草下島の八代海側のダイビングスポットの藻場に生息しています。